2025.01.15更新

 ヘビは成長するにつれて脱皮を繰り返すそうです。

 「脱皮できないヘビは滅びる」とは、古い殻に閉じこもったままの人間はダメになるという格言です。

 企業も人も成功体験にこだわりを持ちますが、成功体験から脱皮できずに同じことを何度も繰り返していては、いずれ滅びてしまうでしょう。

 常識や価値観も「古い殻」になりがちです。とはいえ、古い殻を破っていくのは簡単なことではありません。

 そこでまず自分のふるまいを変えてみることにチャレンジしてみませんか。ヒントは「おひたし」と「かつおぶし」です。

 おひたしの「お」は怒らない。「ひ」は否定しない。「た」は助ける。「し」は指示しない。

 かつおぶしの「か」は完璧を求めない。「つ」はつまらないことはしない。「お」は穏やかな心。「ぶ」は不格好でいい。「し」は縛りすぎない。

 さていかがでしょう。「おひたし」と「かつおぶし」が身につけば、明らかに古い殻を破っていけると思いませんか。

 ふだんは怒りっぽい人が怒らないだけで、周りの人は「あの人、ずいぶん穏やかになったね」と好意的になるでしょう。

 違うと思ってもまずは受け止め、うるさく指示したり束縛したりする代わりに相手を尊重し、時にはさらっと手助けをしてみたり。

 そして少しくらいできが悪いと思っても「まぁ、いいか」とやり過ごせる器の広さ。人に対してはもちろんのこと、自分に対しても完璧を求めず、不格好な自分も受け入れて愛することが、古い殻を破る一番の方法だと思います。

 2025年がどんな年になるとしても「おひたし」と「かつおぶし」で脱皮をし続け、新しい扉の向こうを見たいものです。

投稿者: 伯税務会計事務所

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