【インターネット公売について】
2025.03.01更新
インターネット公売とは、税金の滞納者から差し押さえた財産を、国税庁や地方自治体がインターネット上で入札販売する制度です。
従来の会場での公売に比べ、時間や場所の制約がなく、全国どこからでも入札に参加できる利点があります。
主に「KSI官公庁オークション」というプラットフォームが利用されています。
出品される物件は不動産、自動車、貴金属、骨董(こっとう)品、電化製品など多岐にわたります。
入札に参加するには、事前に参加の申し込みを行います。
個人の場合はマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。
落札代金は即日または指定期日までに納付する必要があり、支払い完了後に物件の引き渡しが行われます。
なお公売は税金の徴収を目的としているため、物件は原則として現状のままで売却され、返品や交換はできません。
このシステムにより税の徴収効率が向上し、また一般市民にとっても、さまざまな物件をお得に購入できるといわれています。
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
投稿者: