2022.07.15更新

 社員は人材ではなく「人財」です。

 「最幸」の出会いが「成幸」を引き寄せます。

 難があるから「有り難う」。辛いときこそ爽やかに笑い、前を向いて「顔晴ろう」。

 ビジネス本やインターネット上などで、独自の意味を込めた当て字をよく見かけます。

 こうした当て字を皆さんはどう思いますか?

 あるアンケートでは約47%の人が「気持ち悪い」と答えていました。

 気が利いていると感じる人がいる一方、違和感を覚える人も同程度いるようです。

 確かに度が過ぎると気持ち悪い感じもしますが、当て字はともかく、意味はその通りだと思ったのは「4つのシゴト」です。

 シゴトには4つの種類がある。

 1つ目は、自分自身を押し殺して嫌々働く「死事」。

 2つ目は、自分のやりたいことだけやって周りのことはどうでもいい「私事」。

 3つ目は、人に仕えて、その指示に従う「仕事」。

 お客さまに仕え、会社に仕え、上司に仕え、誰かに仕える働き方を「仕事」というなら、志や信念を持って、自分のためではなく人のために行う仕事が「志事」。

 「仕事」が進化しすると「志事」になるというわけです。

 単なる言葉遊びと片づけるのは簡単ですが「志事」をもう少し掘り下げてみたいと思います。志や信念を持つとはどういうことでしょうか。

 それは「覚悟すること」ではないかと考えます。

 覚悟にはいくつかの意味がありますが、一般的には困難を予想してそれを受け止める心構えを指します。つまり覚悟とは、不安や面倒なことに立ち向かう勇気ではないかと思います。

 多くの人は、経験を積むほど体より口のほうがよく動くようになり、理屈や言い訳が増えます。

 しかし頭で考えているだけでは、何も起こらないのはご存知の通りです。とにかく動く。小さな事でも何かやってみる。まずは試してみる。

 モノやサービスを売る商売では製品化する前に試作しますが、それと同じ発想で、何でも実験だと思ってプロトタイピング(試す)してみるくらいの軽やかさが、今の時代に必要な能力ではないかと思います。行動は「幸道」。幸せへの道です。

 というオチはさておき、覚悟を決めて事を成していきたいものです。

 

投稿者: 伯税務会計事務所

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