【1日が25時間だったら】
2024.05.15更新
「あと1時間あれば・・・」と思うことはありませんか。
これは、ある大学での話です。
世界的なベストセラー『7つの習慣』を取り上げた講義の中で、教授が生徒に聞いたそうです。
「1日が25時間になったら、あなたは増えた1時間を何に使いますか?」。
この質問は『7つの習慣』で提唱している「時間管理のマトリックス」という時間の使い方を意図したものでした。
多くの人は日常の大半を、期限のあることや差し迫った問題など「緊急かつ重要」なことに使っているが、人生を豊かにしたければ「緊急ではないけれど重要」なことに取り組んでいくとよいという提案です。
「緊急ではないけれど重要」とは、心身のリラックス・新しいことへのチャレンジ・運動・家族との時間など、自分を成長させる学びやワクワクする喜びなどのことであり、その最たるものは「自分が本来やりたかったこと」です。
やったほうがいいと思っているけれど、つい後回しにしていること。
そのうちやろうと思っているけれど、なんとなく先送りにしていること。
商売でも思い当たる節はありませんか。
とはいえ、いくらワクワクする時間の使い方を想像しても、実際に1日が25時間になるわけではありません。
だからこそ、この架空の1時間を24時間の中で意識的に作り出せたら、商売も人生もより充実するでしょう。
「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人生が変わる」といわれます。
時間を増やせば解決すると思っているうちは、いつまで経っても「あと1時間あれば・・・」のまま。
時間の使い方で商売も人生も激変する可能性があるのです。
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