【その差3倍以上!平均給与が最も高い業種は】
2018.02.01更新
国税庁より昨年の9月に平成28年分の「民間給与実態統計調査」が発表されました。
この調査の特徴は、従業員1人から5000人以上の事業所まで広く調査されていることや、給与階級別・性別・年齢階層・勤続年数別による給与所得者の分布が分かることです。
また企業規模別に給与の実態が分かることも特徴のひとつといえます。
平成28年の1年を通じて勤務した給与所得者の人数は4869万人で、前年に比べて75万人増えました。
また平均給与は422万円で1.2万円増えています。
男女別では、男性が2862万人で521万円、女性が2007万人で280万円になります。
前年に比べると、給与所得者数では男性31万人増で女性が44万人増、平均給与では男性0.6万円増で女性が3.7万円増となっています。
次に雇用形態別でみてみると正規は487万円、それに対して非正規は172万円になります。
事業所の規模別で平均給与を比較すると、事業所規模10~29人では393万円(給与355万円・賞与38万円)に対して、事業所規模5000人以上では509万円(給与398万円・賞与111万円)と、事業所規模による平均給与の差は賞与によるところが大きいことが分かります。
業種別の平均給与では「電気・ガス・熱供給・水道業」の769万円が最も高く、最も低い「宿泊業・飲食サービス業」234万円の3倍以上でした。
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